フィブリンパッチとは ボルヒールパッチとは 体験談
ブラッドパッチパッチについてはこちらの記事から↓
https://netakiri7.hatenablog.com/entry/2018/09/16/022749
こんにちは。
以前は脳脊髄液減少症の治療で受けたブラッドパッチについて書きました。
私の場合、何度ブラッドパッチを受けても一時的なバルーン効果があるのみで、漏れが止まらず毎回RIシンチなどの検査画像にハッキリと漏れが映りました。
そこで主治医との相談の上受けた治療がフィブリンパッチ(別名ボルヒールパッチ)です。
フィブリンパッチとは、血液中の凝固作用のあるフィブリンを人の血液から人為的に抽出した血液製剤になります。
普通のブラッドパッチだとどうしても血液の凝固成分の量に個人差があったり、そもそも血液は血清や血球などいわばくっつく成分(フィブリン)以外の成分率が高いんですよね。
そこでフィブリンパッチが行われているわけです。
薬の詳細はこちら⬇︎
ボルヒールは気胸といって肺に穴が開く病気の時にも使われるそうです。
ボルヒールは体の接着剤といったところでしょうか。
そんなわけでボルヒールパッチ、フィブリンパッチの体験談です!
入院〜検査まで
https://netakiri7.hatenablog.com/entry/2018/09/16/022749
こちらのブラッドパッチ体験談の検査までは全く同じです。
24時間後の撮影後、先生と相談してボルヒールをすることになりました。
ここでボルヒールパッチは自費診療なので一旦ホテルに外泊🏨
手術当日
ストレッチャーで運ばれて検査室へ。
ブラッドパッチとは違い、採血はせず💉
腰に麻酔を打って針を硬膜外に入れていきます。
ボルヒールをゆっくりと入れていきます。ブラッドパッチとは違い、さらさらと入っていき痛みはブラッドパッチの時より痛くなかったです。
注入量は23ccでした。
これはボルヒールをMaxで使える上限のようで(体格にもよって上限量が変わるのかもしれません)、それ以上は使えないようです。(現時点)
その後病室で2時間うつ伏せ安静にしました。
注入量が23ccとブラッドパッチより少なかったのもあり、期待していたバルーン効果はなし…。
私の寝たきりの脳みそは23ccの外圧では浮かんでこなかったようです。
そこまでは良かったんですが、術後1時間後からものすごい頭痛、吐き気、発熱などが一気にやってきて一晩中眠れずつわりか!と思うほど苦しみました。
あとでボルヒールの添付文章を読んだらボルヒールの副作用だったようです。トロンビン製剤の過敏症、発熱、吐き気、嘔吐〜〜見事に全て出ましたわ。
結局丸一日飲まず食わずで辛かったです。
当日と翌日は点滴を3本してその後退院といった感じです。
…ボルヒールの薬剤の副作用が出たことを書いていますが、丸1日経てば普段の症状に戻りましたので、一時的なものなので、あまり心配なさらなくて大丈夫かと思います👏
費用は検査は保険適応でそれとは別でボルヒールパッチ入院は自費診療で20万前後でした。
ブラッドパッチも保険適応になる前は30万くらい検査と入院でかかってました。
保険適応と自費診療を区別するために、検査が終わって一回外泊という形で近くのホテルにとまってまた病院に入院というハードスケジュールでした。