慢性疲労症候群 治療法
薬剤に関しては、漢方薬(補中益気湯・人参養栄湯・十全大補湯・六君子湯等)・ビタミンC・メチコバール・抗うつ薬・免疫グロブリン。眠剤等の処方・認知行動療法・段階的行動療法・ペイシングなどで多少の効果が見られる場合がある。
運動
病状によると悪化する場合もある
温熱療法
自律神経を整える
鍼灸治療
疼痛緩和
薬物療法
薬物療法は、特有の症状群を軽減するためのものである。CFS患者は、多くの薬剤に対して過敏であることが多く、中でも中枢神経系に作用する薬剤で顕著である。したがって、一般的な治療指針としては、極低用量から始め、必要性や耐量にあわせて、徐々にその量を増すのが良いとされる。また、患者によって効果は異なることや、副作用がある薬もあるので患者の体質や症状から慎重に選択することが望まれる。
非ステロイド系抗炎症薬
疼痛緩和
低用量三環系抗うつ剤
疼痛緩和や睡眠改善
他の抗うつ剤
SSRI、フルオキセチン、セルトラリン、パロキセチン、ベンラファキシン、トラゾドン、ブプロピオンなど
抗菌剤、抗ウイルス剤
最近はあまり行われていない
抗アレルギー治療
アンプリジェン
研究段階の薬
リツキシマブ
海外で有効との研究報告
その他(ビタミン、補酵素、ミネラル、健康食品、芳香療法、鍼灸など)
ビタミンC、メチコバール、コエンザイム、カルニチン、NADH、必須脂肪酸、リンゴ酸、マグネシウム、アミノ酸、クエン酸
その他の治療
TMS治療
・TMSは、頭の皮膚の表面に刺激コイルと呼ばれる刺激装置をあてることによって、身体に傷をつけることなく、そして痛みを伴うことなく、大脳の特定の部位を刺激することができる装置。
・高頻度 TMS(1 秒間に 10 発の連続刺激を与える早いリズムの刺激)を行った場合、刺激された 大脳部位の神経機能は、局所的に高まる(高頻度 TMS を行うことで、大脳のねらった部分の神 経機能を、局所的に高めることができる)。 *刺激したい部位に、刺激コイル をあてる。
1、wiki